物語は最後の夜を迎える一組の男女の会話と回想を、セクションごとに視点人物を交互に入れ替えながらつづっていくスタイル。この男女、お互いに相手がある人物を殺したのではないか、と思っています。はて、そのある人物の死の真相とはいかなるものか、二人にはこの夜に何が起きるのか。疑問について推理していく安楽椅子探偵ものを全く違うカラーに染め上げた、とも言えそうな独特の感触を持つ作品です。真相は一体どんななのか?と気になって、とにかくページをめくる手が止められませんでした。ほんと、恩田さんって信じられないほどテクニシャンですよね、感嘆。
あと、とにかく何を書いてもネタばれになりそうなくらい随所にしかけが込められているのも特徴。物語終盤だけがどんでん返しじゃないんですよ。かなり最初の方から読者の予想を裏切り続ける構成力も見事。オススメです。
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記事を見つけてTBしてくださって、ありがとうございます。
恩田さんテイスト満載って感じでしたね〜。
目が離せなくて、一気に読めました。
岸本さんは「ねにもつタイプ」も面白かったですよ。
(すでに記事持たれてて探せてなかったら、ごめんなさい、汗)。
さて、「ねにもつタイプ」、僕の方の記事からTBを張っておきました。よろしくお願いします。