小学校のクラス同窓会の三次会にあるバー集まった40代の男女が、バーのマスターと一緒に、大幅に遅刻している田村を待つ物語。『ゴドーを待ちながら』の真逆にある物語で、すなわち「待つことに意味がある」シチュエーションがおそろしく上手に書かれているんですよね。読みながら登場人物と一緒になって田村を待ってしまう。
あと、田村に重なるような人物をうまく登場させたり、三次会で待っている人以外の登場人物をうまく配置したりと、テクニックがすごい。登場人物が小説によって切り取られて隔絶しているのではなくて、小説内にあるだろう、けれど小説には描かれない世界の細部にしっかりとつながっている感覚がちゃんとあるんですよねえ。うまい。
最後にみんなは田村に会うことができるのか。実際に読んで、確かめてください。とてつもなくオススメ。
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「福袋」はページが出ないため、後日させていただきますね。
この作品、よかったですよね。
様々な人生を経てきた登場人物に、心の中でエールを送っていました。
新刊、「タイム屋文庫」もよかったですよ。
たぶん読まれると思いますので、記事を楽しみにしていますね。
謎です。
あ〜びっくりでした。
「タイム屋文庫」、すでに図書館から借りてきてあって、手元にはあるので、楽しみです。