2008年09月19日

『こどものころにみた夢』

アンソロジー『こどものころにみた夢』 を読む。タイトル通り子供のころに見た夢をテーマにしたアンソロジー。収録作品は以下の通り(敬称略)。

「男」 角田光代 網中いづる
「ガラスの便器」 石田衣良 松尾たいこ
「さよなら、猫」 島本理生 鯰江光二
「水の恵み」 阿川弘之 木内達朗
「タイムリミット」 辻村深月 吉田尚令
「ヘビ」 西加奈子
「ふたり流れる」 市川拓司 いとう瞳
「ハントヘン」 堀江敏幸 中村純司
「雲の下の街」 柴崎友香 田雜芳一
「衣がえ」 長野まゆみ 望月通陽
「おしっこを夢から出すな」 穂村弘 ささめやゆき
「さらば、ゴヂラ」 高橋源一郎 しりあがり寿

ダントツで面白かったのは角田作品と長野作品。短い枚数のせいかやや説明不足の感が否めない作品も多い中、きれいにお話がまとまっているのはやはりすごいな、と。あと、辻村作品が載っているのもうれしい。彼女はミステリ以外の作品も書けるはずなので、こういう路線も開拓してほしいな(ミステリももちろん忘れず書いてくれることを希望しますが)。イラストもどれも素敵でしたが、個人的には田雜さんの絵にもっとも惹かれた。
posted by △ at 13:00| Comment(0) | TrackBack(1) | もじにいりびたる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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