2009年11月24日

『音楽は自由にする』

坂本龍一さんの『音楽は自由にする』を読む。坂本さん初の自伝(たぶん聞き書き)です。

どんなに好きな作家やアーティストのものであっても、自伝ってやつに興味がない僕なんですが(笑)、まあ読んでみました。結論、面白かったです。

白眉はやはりYMOをめぐる一連のエピソードが、その裏で何があった(と教授は語っている)かの情報を加えて語られている部分でしょう。「散開」という言葉に込められていたもの、HASYMOってそういう経緯で発生したのねってディテールなど、興味深かった。あと、僕は実は教授作品を好きになったのはわりと最近なので(というか、年齢的に初期の活動は知る由もない)、僕の知らない作品について語ったくれたのもよかった。

長大な自作解説の趣きもあるので、そもそも坂本作品を全く聴かない人にはわかりにくいかもしれない。そう言った意味でファンブックとも言えるかもしれない。
posted by △ at 09:51| Comment(0) | TrackBack(0) | みみをすます | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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