2010年04月25日

『Anniversary50』

アンソロジー『Anniversary50』を読む。

光文社カッパノベルスの50周年記念作品集。50をテーマに盛り込んだ作品、という縛りでのアンソロジーですが、この縛りをどう受け取るかに関しては各作家で温度差があるように思いました。

個人的に、島田荘司さんの作品が当たりだと感じました(そしてまた、個人的にはこれが意外だった)。どんでん返しがあるというわけではないのですが、御手洗君のヒューマニスティックな一面が見られて、じーんと来てしまった。島田ファンというより御手洗石岡ファンなのでしょう、僕は。

その他、綾辻さん有栖川さん道尾さんらの作品も収録されています。本格ミステリ読みには堪らないラインナップ。日本のノベルス文化はやっぱり本格ミステリが引っ張ってきたのかも。そういう意味で実に記念碑的なよい企画だと思います。巻末のカッパノベルス作品一覧も眺めるだけで面白いですよ。
posted by △ at 21:24| Comment(1) | TrackBack(1) | もじにいりびたる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
全てが読み応えのある、最初から最後まで楽しい一冊でした。
今年も、よろしくお願いします。
トラックバックさせていただきました。
Posted by 藍色 at 2011年01月04日 14:46
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

Anniversary50 (アニバーサリーごじゅう) アンソロジー
Excerpt: 収録されている作品には、大沢在昌氏の「新宿鮫」の鮫島をはじめ、森村誠一氏の作品には棟居刑事、横山秀夫氏の作品には"終身検視官"の異名を持つ倉石などが登場し、ファンにはたまらない内容となっています。....
Weblog: 粋な提案
Tracked: 2011-01-04 14:40