アーロン・スキャブランドさん著、本橋哲也さん訳の『犬の帝国 幕末ニッポンから現代まで』を読む。
たまには学術書も、ということで、読んでみました。犬という形象が日本でどのようにイメージ戦略の道具にされてきたかについて、緻密に論じた本。この本を読めば、あなたはもう忠犬ハチ公を今まで同じようには見られなくなります。
個人的には、古川日出男さんの『ベルカ、吠えないのか?』と併せ読みしてほしいなあ。オススメ。
2010年06月07日
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