日本戦後音楽史研究会編の『日本戦後音楽史 下 前衛の終焉から21世紀の響きへ』を読む。佐野光司さんが代表で、その他に石田一志さん、片山杜秀さん、後藤暢子さん、高久暁さん、長木誠司さん、楢崎洋子さん、沼野雄司さん、水野みか子さん、村田真穂さんが執筆しています。やっぱり豪華だ。
下巻は時代的に今にだいぶ近いので、僕でも知っている作曲家の話題が多く、その意味で素直に楽しめました。譜面の例もそこそこ載っているので、お得感はありますね。
膝を打ったのは175ページの「新ロマン主義と協奏曲」という項。前衛世代がロマンティックな曲を書くのに協奏曲というスタイルを取っている、ということを例を挙げながら示しているのですが、まさしく僕自身「現代音楽は交響曲よりも協奏曲が面白い」と思っていたので、そうかそういうことか、と納得しました。
その他吹奏楽に関して1章を割いて記述しているなど、現在音楽を演奏する側の人にも役立つ側面も。ぜひ通史を通して読んでみてください。
2007年06月21日
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YouTubeを観てぶっ飛んだ!
音楽史転換の一撃《交響曲第一番“HIROSHIMA”》