少女に対する最高の復讐を思いつくまで少女が自主的に自らを監禁させるよう仕向ける男と、彼に復讐されることを待つその少女。2人の関係の中に男の同僚とその彼女(かつて少女をいじめていた)がかかわることによって、あやういまま保たれていたバランスが崩れ出す…。
一人称多視点というのか、視点人物を30回切り替えながら話は進みます。演劇を小説化したものだそうですが、一人称小説によくできるなあ、と思いました。三人称を使って神の視点で書いた方が楽だもんねえ。文学IQが高いです。
ただ、この一人称がうまくいっているのかは人によって意見が違うと思う。僕は若干あざとい感じをもった。ストーリー自体が面白いので、気にならないと言えば気にならないんだけど、芥川賞候補にもなったくらい文章のうまい人なので、このくらい言っても大丈夫でしょう。いや、そこら辺の小説よりははるかに面白いんで。
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視点人物の切り替え、30回もあったんですね!驚きました。
この書き方で、すごく引き込まれて面白かったです。
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