2013年05月05日

2013年4月読書記録

4月です。

堀江敏幸『燃焼のための習作』
森博嗣『ジグβは神ですか』
トマス・H・クック『キャサリン・カーの終わりなき旅』
ジェニファー・イーガン『ならずものがやってくる』
古野まほろ『天帝のやどりなれ華館』
フィリップ・ボール『かたち』
いとうせいこう『想像ラジオ』
ジュリアン・バーンズ『終わりの感覚』
下東史明『あたまの地図帳』
森谷明子『FOR RENTー空室ありー』
近藤勝重『書くことが思いつかない人のための文章教室』

11冊。少ないけれど、読んだ3冊の海外小説がどれも大当たりで嬉しい。ぜひどれか一冊でも読んでほしい。個人的には『キャサリン・カーの終わりなき旅』が一番自分の感性にフィットしました。が、他の本も大好き。

国内小説では『想像ラジオ』の素晴らしさが突出している。3.11の後に小説を書く、ということの意味はここにあったのか、と強く感じました。

5月もしみじみと、着々と読みたいです。
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2012年3月読書記録

3月。

彩坂美月『夏の王国で目覚めない』
北山猛邦『猫柳十一弦の失敗』
長沼毅『世界をやりなおしても生命は生まれるか?』
古野まほろ『セーラー服と黙示録』
斎藤美奈子『名作うしろ読み』
北原みのり『さよなら、韓流』
古野まほろ『復活ポロネーズ第五十六番』
松原好次他編『言語と貧困』
『BRUTUS』20121215号
フィリップ・ボール『音楽の科学』
穂村弘・鴻巣友季子・福永信「群像的文体練習」『群像』2012年11月号
森達也『虚実亭日乗』

12冊(冊じゃないのもあるか…)。猫柳十一弦は今福家警部補と並んで私の一番好きな探偵役キャラクター。その他斎藤北原両氏の本も無類に面白い。古野作品も2冊読めたし、幸せな読書月でした。新学期が始まる前の束の間の幸福。
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2013年2月読書記録

2月です。

中山七里『贖罪の奏鳴曲』
金子一朗『挑戦するピアニスト』
恒川光太郎『私はフーイー』
石持浅海『フライ・バイ・ワイヤ』
松田青子『スタッキング可能』
森達也『A3[上]』
森達也『A3[下]』
『しあわせなミステリー』
野中映『音楽案内』
岡嶋二人『そして扉が閉ざされた』
上野正彦・文國鎭『日本の死体韓国の屍体』
岸本佐知子『なんらかの事情』
シルリ・ギルバート『ホロコーストの音楽』
有栖川有栖『江神二郎の洞察』
『0番目の事件簿』
アンドリュー・ブルーム『インターネットを探して』
東野圭吾『卒業』
法月綸太郎『犯罪ホロスコープ2 三人の女神の問題』
外村大『朝鮮人強制連行』
ゲルト・ギーゲレンツァー『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法』

20冊。面白い本ばっかり読んでますね。『スタッキング可能』を筆頭として、『私はフーイー』『江神二郎の洞察』『犯罪ホロスコープ2』と小説に面白いものが多いだけでなく、『A3』『音楽案内』『なんらかの事情』『朝鮮人強制連行』と、エッセイやノンフィクション、学術系の新書でも良書に出会いました。

つづいて3月です。
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2013年1月読書記録

もう5月ですね…備忘のためにまとめて記録。

道尾秀介『カササギたちの四季』
伊井直行『会社員とは何者か?』
『スティーリー・ダンAja作曲術と作詞法』
津村記久子『ウエストウイング』
菫啓章『地図集』
梨木香歩『雪と珊瑚と』
豊崎由美『ガタスタ屋の矜恃 寄らば斬る!編』
京極夏彦『眩談』
サルバドール・プラセンシア『紙の民』
『現代詩手帖』2012年4月号 追悼特集 牟礼慶子
彩坂美月『ひぐらしふる』
サイモン・シン&エツァート・エルンスト『代替医療のトリック』
小川洋子『人質の朗読会』

しめて13冊。『ウエストウイング』と『地図集』はそれぞれ2012年に刊行された国内・海外の小説の私的ベストです。2013年は読書冊数が減りそうな予感。
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2013年01月19日

2012年12月読書記録

続きまして12月。年末から忙殺されていた(今も)ので、たぶん冊数は少ないのではないかな。

H・R・ウェイクフィールド『ゴースト・ハント』
吉村達也『妖精鬼殺人事件』
千野帽子『俳句いきなり入門』
芦辺拓『七人の探偵のための事件』
アンドルー・サットン『コンパスと定規の数学』
近藤良平『からだと心の対話術』
ケイト・サマースタイル『ネヴァーランドの女王』
フィリップ・ボール『流れ』
フィリップ・ボール『枝分かれ』
朝倉かすみ『少しだけ、おともだち』
生田武志『おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?』
田村和紀夫『音楽とは何か』
NHK_PR1号『中の人などいない』
浜矩子『「通貨」を知れば世界が読める』
柴崎友香『週末カミング』
いとうせいこう「今井さん」『すばる』2012年3月号
島田荘司『アルカトラズ幻想』
小田雅久仁『本にだって雄と雌があります』
朝倉かすみ他『泥酔懺悔』

20冊。思いのほか読んでました。『少しだけ、おともだち』と『本にだって雄と雌があります』の途方もない魅力に打ちのめされました。また、小説ではありませんが『いきなり俳句入門』の「俳句やってみたい」と思わせる力がすごい。この3冊、ぜひ読んでみてください。

twitter文学賞に合わせて2012年私の一冊的なものもそのうち書くかもしれません。
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2012年11月読書記録

遅れに遅れておりますが、備忘のためにも更新。

D.ダムロッシュ『世界文学とは何か?』
角田光代『月と雷』
柚木麻子『けむたい後輩』
大森望・豊崎由美『文学賞メッタ斬り!ファイナル』
森剛志・小林淑恵『日本のお金持ち妻研究』
ルイ・メナンド『メタフィジカル・クラブ』
川上未映子『水瓶』
松本三和夫『構造災』
高野史緒『カラマーゾフの妹』
原沢伊都夫『日本人のための日本語文法入門』
ヴィルジニー・レッソン『2033年地図で読む未来世界』
ウラジーミル・ソローキン『青い脂』
コルタサル『秘密の武器』
伊藤計劃×円城塔『屍者の帝国』

しめて14冊。月の後半に大物が多かったという印象ですね。『カラマーゾフの妹』『青い脂』『屍者の帝国』。個人的にはやはり『カラマーゾフの妹』がずば抜けて面白かった。長いこと高野さんに不遇の時代を過ごさせた読書人はみなで反省すべし(私も含め)。

引き続き12月の記録もアップします。
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2012年11月06日

2012年10月読書記録

つづいて10月。

福井健太『本格ミステリ鑑賞術』
穂村弘『君がいない夜の晩ごはん』
岩本茂樹『先生のホンネ』
平田厚『虐待と親子の文学史』
千住淳『社会脳の発達』
福永信『一一一一一』
北夏輝『恋都の狐さん』
波多野誼余夫編『音楽と認知』
家辺勝文『活字とアルファベット』
諏訪淳一郎『パフォーマンスの音楽人類学』
グラフィック社編集部編『本づくりの匠たち』
倉阪鬼一郎『不可能楽園〈蒼色館〉』
デュレンマット『失脚/巫女の死』
四元康祐『谷川俊太郎学』
原武史『団地の空間政治学』
山田詠美『ジェントルマン』
石持浅海『玩具店の英雄』
三羽省吾『傍らの人』
ジョナサン・S・フォア『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
石川伸一『必ず来る!大震災を生き抜くための食事学』
京極夏彦『ルー=ガルー2 インクブス×スクブス』

21冊。最近にしてはよく読みました。穂村さん、福永さん、デュレンマット、山田さん、三羽さん、京極さんと、すぐれた書き手によるすぐれた小説をたくさん読みました。至福。

11月はこのくらいの量を読めますかね…。
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2012年9月読書記録

つづいて9月。

西村京太郎『殺しの双曲線』
森博嗣『実験的経験』
西牟田靖『ニッポンの国境』
イアン・マキューアン『ソーラー』
奥泉光『桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活』
朝倉かすみ『幸福な日々があります』
ロバート・ヘンライ『アート・スピリット』
勝山海百合『さざなみの国』
市野川容孝『ヒューマニティーズ 社会学』
朝吹真理子『きことわ』
佐藤俊樹『社会学の方法』
『壁の文字 ポール・オースター全詩集』
高田崇史『カンナ 京都の霊前』
津村記久子『とにかくうちに帰ります』
角田光代『まひるの散歩』
石持浅海『トラップ・ハウス』
川島小鳥『未来ちゃん』
安藤礼二『祝祭の書物』
戸ノ下達也/横山琢哉編著『日本の合唱史』

以上19冊。とにかく『とにかくうちに帰ります』を読んでください。大傑作。ほんとに、読んでください。
posted by △ at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | もじにいりびたる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年8月読書記録

遅くなってしまいました。
読んだ本はちゃんと一覧にしておきたいので
遅れてでもリスト化していきます。

二階堂黎人『増加博士の事件簿』
鹿島田真希『冥土めぐり』
歌野晶午『春から夏、そして冬』
有賀美和子『フェミニズム正義論』
本谷有希子『嵐のピクニック』
蒼井上鷹『最初に探偵が死んだ』
詠坂雄二『遠海事件』
恩田陸『ネクロポリス(上・下)』
田村仁『振り回されないメール術』
森博嗣『ブラッド・スクーパ』
桐野夏生『緑の毒』
長木誠司『戦後の音楽』
ジリアン・ビア『ダーウィンの衝撃』
辻村深月『鍵のない夢を見る』
新実徳英『新実徳英の作曲入門』
井上さつき『音楽を展示する』
ショーン・タン『遠い町から来た話』
津原泰水『11』河出書房新社

しめて18作品19冊。断トツは『鍵のない夢をみる』と『遠い町から来た話』でしょう。『ブラッド・スクーパ』も森さんの美点が素直に出ていて好き。『戦後の音楽』『音楽を展示する』はとても勉強になりました。
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2012年08月25日

2012年7月読書記録

遅くなりましたが、2012年7月の読書記録です。

米原謙『日本政治思想』
品田知美『家事と家族の日常生活』
中島京子『眺望絶佳』
円城塔『道化師の蝶』
朝倉かすみ『とうへんぼくで、ばかったれ』
津村記久子『やりたいことは二度寝だけ』
『本格ミステリ・ディケイド300』
松浦寿輝『川の光外伝』
柴山哲也『日本はなぜ世界で認められないのか』
有栖川有栖『高原のフーダニット』
『ベスト本格ミステリ2012』
柴崎友香『わたしがいなかった街で』
多和田葉子『雲をつかむ話』
フェルディナント・フォン・シーラッハ『犯罪』

しめて14冊。しかし、このラインナップはすごいなあ…
ほぼ傑作しか読んでいない、といったところでしょうか
(ほぼ、と書いたのは、1冊だけどうしても面白いと思えない
本があったからですが…)。
『眺望絶佳』『道化師の蝶』『とうへんぼくで、ばかったれ』『わたしがいなかった街で』『雲をつかむ話』で私的今年の国内小説ベスト5が決定してしまうのではないか…。

8月以降何を読んだらいいのか困ったりしながら、しかし今年の残りもまだまだ読みます。
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2012年07月14日

2012年6月読書記録

遅くなりましたが6月の読書記録です。

綾辻行人『奇面館の殺人』
古野まほろ『探偵小説のためのゴシック「火剋金」』
古川日出男『ドッグマザー』
西川アサキ『魂と体、脳』
和田美代子『声のなんでも小事典』
杉原厚吉『だまし絵のトリック』
恩田陸『夢違』
天祢涼『葬式組曲』
深水黎一郎『言霊たちの夜』
京極夏彦『百鬼夜行陽』
高田崇史『QED 伊勢の曙光』
『綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー3』
高橋源一郎『恋する原発』
パスカル・ゴーション/ジャン=マルク・ユイスー編『100の地点でわかる地政学』
ディミトリ・フェルフルスト『残念な日々』
櫻田大造『大学教員採用・人事のカラクリ』
野上元・福間良明編『戦争社会学ブックガイド』
ベン・ゴールドエイカー『デタラメ健康科学』
エスピン=アンデルセン『平等と効率の福祉革命』
重田園江『ミシェル・フーコー』
ガヤトリ・スピヴァク『ナショナリズムと想像力』
木村俊一『連分数のふしぎ』
前田司郎『濡れた太陽 上・下』

24冊です。多いですね。うれしくなりますね。私だけでしょうか。
しかも今月はやはり面白い本にもたくさん出会いました。
『奇面館の殺人』『言霊たちの夜』『濡れた太陽』はページをめくる手を止められない面白い小説。
学術書関連では『戦争社会学ブックガイド』『平等と効率の福祉革命』が出色の出来でした。
軽めの学術書としての『だまし絵のトリック』と『連分数のふしぎ』がオールタイム級のライト科学書だったのもうれしい。『連分数のふしぎ』は今まで読んだ数学本の中でもっともエレガントで難易度が僕好みでした。

7月も楽しくいろいろ読書したいですが、無理かなあ。読みたいなあ。
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2012年06月05日

2012年5月読書記録

2012年5月の読書記録です。

綿矢りさ『かわいそうだね?』
山田彩人『眼鏡屋は消えた』
二階堂黎人『覇王の死 二階堂蘭子の帰還』
小林泰三『モザイク事件帳』
菊谷和宏『「社会」の誕生』
『伊藤計劃記録』
『伊藤計劃記録第弐位相』
『辛酸なめ子の現代社会学』
京極夏彦『百鬼夜行陰』
鴻巣友季子『熟成する物語たち』

しめて10冊。少ない。
しかも感覚的には不調ですね。
綿矢作品は無類に面白かったけれどそれはみんな知ってるし、
伊藤計劃記録2冊は面白いけど小説は一部分だし、
京極作品は旧作の版型が変わったものだし。
鴻巣さんのエッセイは安定の面白さだし、
菊谷さんの本は傑作だけど学術書だし
…ってなんだ、いい本いっぱいあるじゃん。

まあでも、守りに入った読書であることはいなめない。
6月は攻めたいなあ。
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2012年05月14日

2012年4月読書記録

ひきつづき4月の読書記録です。

森博嗣『数奇にして模型』
森博嗣『相田家のグッドバイ』
乾くるみ『嫉妬事件』
島田荘司『ゴーグル男の怪』
柚木麻子『あまからカルテット』
古野まほろ『探偵小説のためのノスタルジア「木剋土」』
古野まほろ『探偵小説のためのインヴェンション「金剋木」』
森博嗣『有限と微小のパン』
西澤保彦『幻想即興曲』
ジャック・シャイエ『魔笛 秘教オペラ』

10冊。少ないですねえ。しかも再読作品が多い。
再読を除くと断トツで面白かったのは『あまからカルテット』。
史上最強の女子会小説として、オススメしておきます。
『相田家の〜』も佳品。『愛だけのグッドバイ』なんですよね、なるほど。

5月も着実に読んでいきます。
posted by △ at 12:45| Comment(0) | TrackBack(0) | もじにいりびたる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年3月読書記録

3月の読書記録を忘れていました…よほど年度始めで混乱してたと見えます。

小町谷朝生『色の不思議世界』
円城塔『これはペンです』
辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』
カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』
梓崎優『叫びと祈り』
高田崇史『千葉千波の怪奇日記 化けて出る』
金井美恵子『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』
佳多山大地『謎解き名作ミステリ講座』
日野俊太郎『吉田キグルマレナイト☆』
石持浅海『彼女が追ってくる』
古野まほろ『絶海ジェイル』
柴崎友香『青空感傷ツアー』
新間美也『香水のゴールデンルール』
田嶋陽子『ヒロインは、なぜ殺されるのか』
佐々木睦『漢字の国のアリス』
伊坂幸太郎『マリアビートル』
深見黎一郎『人間の尊厳と八〇〇メートル』
似鳥鶏『いわゆる天使の文化祭』
黒田研二『キュート&ニート』
瀬畑源『公文書をつかう』
法月綸太郎『キングを探せ』
辻村深月『ネオカル日和』
荒川洋治『詩とことば』
古野まほろ『探偵小説のためのエチュード「水剋火」』
古野まほろ『探偵小説のためのヴァリエイション「土剋水」』
北山猛邦『猫柳十一弦の後悔』

しめて26冊読みました。ずいぶん読んだなあ。
そして3月は本格ミステリの当たり月。
『叫びと祈り』の詩情、『絶海ジェイル』の論理性、『キングを探せ』のエレガントさ、
『猫柳十一弦の後悔』のしてやったり感。どれも堪能しました。

また、その他の作品にも当たり多し。円城作品金井作品は絶品でした。

小説以外でも『漢字の国のアリス』『公文書をつかう』は無類の面白さ。
忙しい割に読書は充実してたのだなあ、私の3月は。
引き続き4月編です。
posted by △ at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | もじにいりびたる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月08日

2012年2月読書記録

2012年2月の記録です。

ジョセフ・オニール『ネザーランド』
鴻巣友季子『全身翻訳家』
アガサ・クリスティー『ひらいたトランプ』
森博嗣『今はもうない』
木村俊一『天才数学者はこう解いた、こう生きた』
ショーン・タン『アライバル』
小宮正安『オーケストラの文明史』
森博嗣『小説家という職業』
盛山和夫『統計学入門』
飯田泰之『考える技術としての統計学』
ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』
アンソロジー『放課後探偵団』

しめて12冊。小説が少なめで、ゆっくりじっくり読んだ一ヶ月でした。
2月は第2回Twitter文学賞が発表されましたね。
国内編は津原泰水『11』、海外編は『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』。
『11』は未読、『オスカー〜』は発表後に読む、ということで
2011年いかに取りこぼしが多かったかを痛感しました。
面白い本を逃さず読める人間になりたいです。
大仰ですが。

3月はミステリ成分多めにしたいものです。
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2012年02月10日

2012年1月読書記録

さて、遅くなりましたが2012年1月の読書記録。

森博嗣『笑わない数学者』
森博嗣『詩的私的ジャック』
森博嗣『封印再度』
森博嗣『幻惑の死と使途』
森博嗣『夏のレプリカ』
しまおまほ『ガールフレンド』
アガサ・クリスティー『メソポタミヤの殺人』
小島慶子『ラジオの魂』
森谷明子『望月のあと 覚書源氏物語「若菜」』
石崎幸二『第四の男』
石原たきび編『ますます酔って記憶をなくします』
辻村深月『水底フェスタ』
東川篤哉『はやく名探偵になりたい』
西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
宇治田かおる『からだで変わるピアノ』
八木沢敬『分析哲学入門』
山田五郎『知識ゼロからの西洋絵画史入門』
黒田研二『さよならファントム』

しめて18冊。量的には低調なスタートですが、質的にはかなり充実。S&Mシリーズはオールタイムベストなので外して、森谷作品、石崎作品、辻村作品はどれも本当に面白い。辻村作品はみなが読むべき。エッセイも石原作品西原作品がふるっていました。2012年、幸先の良いスタートと言えるのではないでしょうか。

2月も読みます。S&Mシリーズ再読プロジェクトは終わりが見えてきました。
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2012年01月01日

2011年12月読書記録

12月の記録は新年早々につけてしまいましょう。
あ、みなさま今年もよろしくお願いいたします。

砂原庸介『地方政府の民主主義』
小林道夫『デカルト入門』
原武史編『知の十字路』
沼田まほかる『ユリゴコロ』
マーチン・ガードナー『ペンローズ・タイルと数学パズル』
蘇部健一『古い腕時計』
ドゥルシラ・コーネル『イーストウッドの男たち』
歌野晶午『密室殺人ゲーム・マニアックス』
アガサ・クリスティー『三幕の殺人』
石持浅海『人面屋敷の惨劇』
鈴木杜幾子『フランス革命の身体表象』
長嶋有『安全な妄想』
古野まほろ『天帝のあまかける墓姫』
ジョン・アップダイク『クーデタ』
アガサ・クリスティー『雲をつかむ死』
清水健一『詩で語る数論の世界』
有栖川有栖『真夜中の探偵』
大野更紗『困ってるひと』
西澤保彦『赤い糸の呻き』
秋梨惟喬『憧れの少年探偵団』
ダニロ・キシュ/イタロ・カルヴィーノ『庭、灰/見えない都市』
『林光の音楽』
鯨統一郎『タイムスリップ聖徳太子』
石原たきび編『酔って記憶をなくします』
恒川光太郎『金色の獣、彼方に向かう』
アガサ・クリスティー『ABC殺人事件』
森博嗣『冷たい密室と博士たち』

以上27冊。11月の倍か…しかし学術書が多めですね。
12月は当たりが多かった。もちろん一番は『天帝のあまかける墓姫』ですが、
エッセイでは『安全な妄想』『困ってるひと』がオールタイムベスト級の面白さ。
学術書では『地方政府の民主主義』が明晰な議論でわくわくしました。
その他も面白い作品ばかり。読書人的には幸せな年末でした。

さて、2012年は
・河出書房新社世界文学全集読破プロジェクト
・アガサ・クリスティー全作品読破プロジェクト
・森博嗣S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズ再読プロジェクト
が継続して行われます。う〜ん、道のりは長いですが、
気長に楽しく読書して参ります。
その他としては、氷川透さんのひさしぶりの新作が年内に刊行される予定。
氷川ファンとしては本当に本当に楽しみ。

2012年もみなさまがよい本に巡り会いますことを願って、
新年最初の記事の締めといたします。
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2011年12月06日

2011年11月読書記録

2011年も最終コーナーを曲がったところ。読書人としても一年間の総まとめに入っていかなければなりませんな。

さて、11月の読書記録です。

アガサ・クリスティー『邪悪の家』
京極夏彦『虚言少年』
小池康郎『文系人のためのエネルギー入門』
皆川博子『開かせていただき光栄です』
アガサ・クリスティー『エッジウェア卿の死』
アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』
朝日新聞特別取材班『エコ・ウォーズ』
アガサ・クリスティー『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』
大澤真幸『〈自由〉の条件』
『陽炎図書館』
『日本の作曲2000-2009』
佐藤郁哉他『本を生みだす力』
森博嗣『つぶやきのクリーム』
メアリー・マッカーシー『アメリカの鳥』

計14冊。量の多寡が問題ではないですが、少ないですね。
問題は、「読書する暇がないほど忙しかった」わけでは全然ない、ってことですが。
私の11月はどこへ消えたのでしょうか(汗)。

11月はクリスティ作品を多く読みました。一冊同人誌(『陽炎図書館』)が含まれているのもポイント。
全体的には低調だったかな。
12月はたくさん本を読みたいです。それも面白い本を。
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2011年11月04日

2011年10月読書記録

11月です。10月は、河出書房新社世界文学全集読破第2シーズン開始、
およびクリスティ全作品読破プロジェクト再開、が自分内ニュースです。

真梨幸子『パリ黙示録 1768娼婦ジャンヌ・テスタル殺人事件』
今邑彩『ルームメイト』
デビー・ネイサン『1冊で知るポルノ』
ジョージ・ラッセル『リディアン・クロマティック・コンセプト』
森博嗣『すべてがFになる』
ヴァージニア・ウルフ/ジーン・リース『灯台へ/サルガッソーの広い海』
飯森範親監修、松井信幸取材・構成『マエストロ、それはムリですよ…』
フランツ・カフカ/クリスタ・ヴォルフ『失踪者/カッサンドラ』
南博『鍵盤上のU.S.A.』
森博嗣『黒猫の三角』
アガサ・クリスティー『シタフォードの秘密』
ミルチャ・エリアーデ/アルベルト・モラヴィア『マイトレイ/軽蔑』
天祢涼『空想探偵と密室メイカー』

森博嗣さんの過去作品再読企画もスタートしていました(汗)。
読書の好みが懐古的になっているのかな…。
しかし、そんな中で天祢涼さんの作品の本格ミステリ度の高さが救い。
古野まほろさんとともに本格スピリットに溢れる作品をずっと発表していって欲しいです。

11月は着実にかつ地味に読書する予定。
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2011年10月22日

2011年9月読書記録

つづいて9月の読書記録。

森谷明子『緑ヶ丘小学校大運動会』
川崎修・杉田敦編『現代政治理論』
松井彰彦・川島聡・長瀬修編『障害を問い直す』
本谷有希子『ぬるい毒』
『なんだかんだの病気自慢』
『オールスイリ』
角田光代『よなかの散歩』
穂村弘『短歌ください』
『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』
宮下奈都『田舎の紳士服店のモデルの妻』
盛山和夫『社会学とは何か』
佐々木敦『小説家の饒舌』
『概念分析の社会学』
倉阪鬼一郎『五色沼黄緑館藍紫館多重殺人』
恩田陸『隅の風景』
絲山秋子『末裔』

16冊。少ないですね。充実度的にも低調かな、と思ったのですが、中には面白い作品もたくさん。森谷作品、穂村作品、倉阪作品、絲山作品はそれぞれがそれぞれの持ち味に溢れる魅力的な作品。各所で絶賛されていた宮下作品もなかなかの面白さ。しかしそれよりも今回はミステリ分野でムック『オールスイリ』という豪速球が来たことを喜びたい。ムックと侮るなかれ、昨今の本格ミステリ系の本の中ではぶっちぎりの充実度です。これは読むべき。あと、小説が好きな人は(ということはこのブログの読者の方は全員)佐々木さんの対談集を読むべきです。

さて、もうすぐ10月も終わりますね…今度は遅れずにブログ更新したいものです。
posted by △ at 09:02| Comment(0) | TrackBack(0) | もじにいりびたる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする