2012年05月14日

2012年3月読書記録

3月の読書記録を忘れていました…よほど年度始めで混乱してたと見えます。

小町谷朝生『色の不思議世界』
円城塔『これはペンです』
辻村深月『オーダーメイド殺人クラブ』
カルロス・バルマセーダ『ブエノスアイレス食堂』
梓崎優『叫びと祈り』
高田崇史『千葉千波の怪奇日記 化けて出る』
金井美恵子『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』
佳多山大地『謎解き名作ミステリ講座』
日野俊太郎『吉田キグルマレナイト☆』
石持浅海『彼女が追ってくる』
古野まほろ『絶海ジェイル』
柴崎友香『青空感傷ツアー』
新間美也『香水のゴールデンルール』
田嶋陽子『ヒロインは、なぜ殺されるのか』
佐々木睦『漢字の国のアリス』
伊坂幸太郎『マリアビートル』
深見黎一郎『人間の尊厳と八〇〇メートル』
似鳥鶏『いわゆる天使の文化祭』
黒田研二『キュート&ニート』
瀬畑源『公文書をつかう』
法月綸太郎『キングを探せ』
辻村深月『ネオカル日和』
荒川洋治『詩とことば』
古野まほろ『探偵小説のためのエチュード「水剋火」』
古野まほろ『探偵小説のためのヴァリエイション「土剋水」』
北山猛邦『猫柳十一弦の後悔』

しめて26冊読みました。ずいぶん読んだなあ。
そして3月は本格ミステリの当たり月。
『叫びと祈り』の詩情、『絶海ジェイル』の論理性、『キングを探せ』のエレガントさ、
『猫柳十一弦の後悔』のしてやったり感。どれも堪能しました。

また、その他の作品にも当たり多し。円城作品金井作品は絶品でした。

小説以外でも『漢字の国のアリス』『公文書をつかう』は無類の面白さ。
忙しい割に読書は充実してたのだなあ、私の3月は。
引き続き4月編です。
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2012年03月08日

2012年2月読書記録

2012年2月の記録です。

ジョセフ・オニール『ネザーランド』
鴻巣友季子『全身翻訳家』
アガサ・クリスティー『ひらいたトランプ』
森博嗣『今はもうない』
木村俊一『天才数学者はこう解いた、こう生きた』
ショーン・タン『アライバル』
小宮正安『オーケストラの文明史』
森博嗣『小説家という職業』
盛山和夫『統計学入門』
飯田泰之『考える技術としての統計学』
ジュノ・ディアス『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』
アンソロジー『放課後探偵団』

しめて12冊。小説が少なめで、ゆっくりじっくり読んだ一ヶ月でした。
2月は第2回Twitter文学賞が発表されましたね。
国内編は津原泰水『11』、海外編は『オスカー・ワオの短く凄まじい人生』。
『11』は未読、『オスカー〜』は発表後に読む、ということで
2011年いかに取りこぼしが多かったかを痛感しました。
面白い本を逃さず読める人間になりたいです。
大仰ですが。

3月はミステリ成分多めにしたいものです。
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2012年02月10日

2012年1月読書記録

さて、遅くなりましたが2012年1月の読書記録。

森博嗣『笑わない数学者』
森博嗣『詩的私的ジャック』
森博嗣『封印再度』
森博嗣『幻惑の死と使途』
森博嗣『夏のレプリカ』
しまおまほ『ガールフレンド』
アガサ・クリスティー『メソポタミヤの殺人』
小島慶子『ラジオの魂』
森谷明子『望月のあと 覚書源氏物語「若菜」』
石崎幸二『第四の男』
石原たきび編『ますます酔って記憶をなくします』
辻村深月『水底フェスタ』
東川篤哉『はやく名探偵になりたい』
西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』
宇治田かおる『からだで変わるピアノ』
八木沢敬『分析哲学入門』
山田五郎『知識ゼロからの西洋絵画史入門』
黒田研二『さよならファントム』

しめて18冊。量的には低調なスタートですが、質的にはかなり充実。S&Mシリーズはオールタイムベストなので外して、森谷作品、石崎作品、辻村作品はどれも本当に面白い。辻村作品はみなが読むべき。エッセイも石原作品西原作品がふるっていました。2012年、幸先の良いスタートと言えるのではないでしょうか。

2月も読みます。S&Mシリーズ再読プロジェクトは終わりが見えてきました。
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2012年01月01日

2011年12月読書記録

12月の記録は新年早々につけてしまいましょう。
あ、みなさま今年もよろしくお願いいたします。

砂原庸介『地方政府の民主主義』
小林道夫『デカルト入門』
原武史編『知の十字路』
沼田まほかる『ユリゴコロ』
マーチン・ガードナー『ペンローズ・タイルと数学パズル』
蘇部健一『古い腕時計』
ドゥルシラ・コーネル『イーストウッドの男たち』
歌野晶午『密室殺人ゲーム・マニアックス』
アガサ・クリスティー『三幕の殺人』
石持浅海『人面屋敷の惨劇』
鈴木杜幾子『フランス革命の身体表象』
長嶋有『安全な妄想』
古野まほろ『天帝のあまかける墓姫』
ジョン・アップダイク『クーデタ』
アガサ・クリスティー『雲をつかむ死』
清水健一『詩で語る数論の世界』
有栖川有栖『真夜中の探偵』
大野更紗『困ってるひと』
西澤保彦『赤い糸の呻き』
秋梨惟喬『憧れの少年探偵団』
ダニロ・キシュ/イタロ・カルヴィーノ『庭、灰/見えない都市』
『林光の音楽』
鯨統一郎『タイムスリップ聖徳太子』
石原たきび編『酔って記憶をなくします』
恒川光太郎『金色の獣、彼方に向かう』
アガサ・クリスティー『ABC殺人事件』
森博嗣『冷たい密室と博士たち』

以上27冊。11月の倍か…しかし学術書が多めですね。
12月は当たりが多かった。もちろん一番は『天帝のあまかける墓姫』ですが、
エッセイでは『安全な妄想』『困ってるひと』がオールタイムベスト級の面白さ。
学術書では『地方政府の民主主義』が明晰な議論でわくわくしました。
その他も面白い作品ばかり。読書人的には幸せな年末でした。

さて、2012年は
・河出書房新社世界文学全集読破プロジェクト
・アガサ・クリスティー全作品読破プロジェクト
・森博嗣S&Mシリーズ、Vシリーズ、四季シリーズ再読プロジェクト
が継続して行われます。う〜ん、道のりは長いですが、
気長に楽しく読書して参ります。
その他としては、氷川透さんのひさしぶりの新作が年内に刊行される予定。
氷川ファンとしては本当に本当に楽しみ。

2012年もみなさまがよい本に巡り会いますことを願って、
新年最初の記事の締めといたします。
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2011年12月06日

2011年11月読書記録

2011年も最終コーナーを曲がったところ。読書人としても一年間の総まとめに入っていかなければなりませんな。

さて、11月の読書記録です。

アガサ・クリスティー『邪悪の家』
京極夏彦『虚言少年』
小池康郎『文系人のためのエネルギー入門』
皆川博子『開かせていただき光栄です』
アガサ・クリスティー『エッジウェア卿の死』
アガサ・クリスティー『オリエント急行殺人事件』
朝日新聞特別取材班『エコ・ウォーズ』
アガサ・クリスティー『なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか?』
大澤真幸『〈自由〉の条件』
『陽炎図書館』
『日本の作曲2000-2009』
佐藤郁哉他『本を生みだす力』
森博嗣『つぶやきのクリーム』
メアリー・マッカーシー『アメリカの鳥』

計14冊。量の多寡が問題ではないですが、少ないですね。
問題は、「読書する暇がないほど忙しかった」わけでは全然ない、ってことですが。
私の11月はどこへ消えたのでしょうか(汗)。

11月はクリスティ作品を多く読みました。一冊同人誌(『陽炎図書館』)が含まれているのもポイント。
全体的には低調だったかな。
12月はたくさん本を読みたいです。それも面白い本を。
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2011年11月04日

2011年10月読書記録

11月です。10月は、河出書房新社世界文学全集読破第2シーズン開始、
およびクリスティ全作品読破プロジェクト再開、が自分内ニュースです。

真梨幸子『パリ黙示録 1768娼婦ジャンヌ・テスタル殺人事件』
今邑彩『ルームメイト』
デビー・ネイサン『1冊で知るポルノ』
ジョージ・ラッセル『リディアン・クロマティック・コンセプト』
森博嗣『すべてがFになる』
ヴァージニア・ウルフ/ジーン・リース『灯台へ/サルガッソーの広い海』
飯森範親監修、松井信幸取材・構成『マエストロ、それはムリですよ…』
フランツ・カフカ/クリスタ・ヴォルフ『失踪者/カッサンドラ』
南博『鍵盤上のU.S.A.』
森博嗣『黒猫の三角』
アガサ・クリスティー『シタフォードの秘密』
ミルチャ・エリアーデ/アルベルト・モラヴィア『マイトレイ/軽蔑』
天祢涼『空想探偵と密室メイカー』

森博嗣さんの過去作品再読企画もスタートしていました(汗)。
読書の好みが懐古的になっているのかな…。
しかし、そんな中で天祢涼さんの作品の本格ミステリ度の高さが救い。
古野まほろさんとともに本格スピリットに溢れる作品をずっと発表していって欲しいです。

11月は着実にかつ地味に読書する予定。
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2011年10月22日

2011年9月読書記録

つづいて9月の読書記録。

森谷明子『緑ヶ丘小学校大運動会』
川崎修・杉田敦編『現代政治理論』
松井彰彦・川島聡・長瀬修編『障害を問い直す』
本谷有希子『ぬるい毒』
『なんだかんだの病気自慢』
『オールスイリ』
角田光代『よなかの散歩』
穂村弘『短歌ください』
『森見登美彦の京都ぐるぐる案内』
宮下奈都『田舎の紳士服店のモデルの妻』
盛山和夫『社会学とは何か』
佐々木敦『小説家の饒舌』
『概念分析の社会学』
倉阪鬼一郎『五色沼黄緑館藍紫館多重殺人』
恩田陸『隅の風景』
絲山秋子『末裔』

16冊。少ないですね。充実度的にも低調かな、と思ったのですが、中には面白い作品もたくさん。森谷作品、穂村作品、倉阪作品、絲山作品はそれぞれがそれぞれの持ち味に溢れる魅力的な作品。各所で絶賛されていた宮下作品もなかなかの面白さ。しかしそれよりも今回はミステリ分野でムック『オールスイリ』という豪速球が来たことを喜びたい。ムックと侮るなかれ、昨今の本格ミステリ系の本の中ではぶっちぎりの充実度です。これは読むべき。あと、小説が好きな人は(ということはこのブログの読者の方は全員)佐々木さんの対談集を読むべきです。

さて、もうすぐ10月も終わりますね…今度は遅れずにブログ更新したいものです。
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2011年8月読書記録

もう10月も半ばですか…いまさらですがぐっと遡って備忘のために8月の読書記録。

古野まほろ『命に三つの鐘が鳴る』
津村記久子『ワーカーズ・ダイジェスト』
井上雅彦『夜の欧羅巴』
西澤保彦『必然と言う名の偶然』
我孫子武丸『眠り姫とバンパイア』
『ベスト本格ミステリ2011』
柴崎友香『虹色と幸運』
和合亮一『詩の礫』
島田荘司『追憶のカシュガル』
遠藤武文『トリック・シアター』
森博嗣『ヴォイド・シェイパ』
窪美澄『ふがいない僕は空を見た』
野矢茂樹『語りえぬものを語る』
米澤穂信『折れた竜骨』
星野智幸『俺俺』
天久聖一『こどもの発想。』
柴崎友香『ビリジアン』
田村哲樹『熟議の理由』
二階堂黎人編『密室晩餐会』
鳥飼玖美子『「英語公用語」は何が問題か』
J・アナス/J・バーンズ『懐疑主義の方式』
岡田斉『「夢」の認知心理学』
京極夏彦『オジいサン』
南有哲『民族の理論』

しめて24冊。ミステリ方面では古野作品がぶっちぎりの面白さ。ミステリではないけれど京極作品も軽妙に見えてかなり味わい深い。津村柴崎星野作品は、なんというか、当然素晴らしい。今でも本格ミステリ原理主義者のつもりですが、面白いと思う作品の比率は非ミステリの方が多くなってきました…どういう心境の変化か。

続いて9月の読書記録もアップします。
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2011年08月22日

2011年7月読書記録

8月ももう3分の2過ぎてしまいましたね…。
8月上旬は超弩級の自転車操業状態だったんで、
ブログも更新できず。
ということで、7月の読書記録です。

インドラ・シンハ『アニマルズ・ピープル』
桐野夏生『優しいおとな』
ポール・ニザン/ジャン・ルオー『アデン、アラビア/名誉の戦場』
辻村深月『本日は大安なり』
麻耶雄嵩『メルカトルかく語りき』
よしもとばなな『アナザー・ワールド 王国その4』
石持浅海『ブック・ジャングル』
J・M・クッツェー『鉄の時代』
J・R・ブラウン『なぜ科学を語ってすれ違うのか』
喜多喜久『ラブ・ケミストリー』
エルサ・モランテ/ナタリア・ギンズブルグ『アルトゥーロの島/モンテ・フェルモの丘の家』
なるしまゆり『少年魔法士 7』
イーヴァル・エクランド『数学は最善世界の夢を見るか?』
川上未映子『発光地帯』
森谷明子『逸文紫式部日記 白の祝宴』
鯨統一郎『努力しないで作家になる方法』
青木淳悟『私のいない高校』

しめて17冊。うち小説は13冊。小説成分が多いですね。
なんといっても河出書房新社の世界文学全集第1期を全て読んだのが大きい。
自分の財産になりました。9月以降は第2期に突入です。
その他、面白い小説がいっぱいあったなあ。
『アニマルズ・ピープル』『本日は大安なり』『白の祝宴』『私のいない高校』がとくに面白かった。
『アニマルズ・ピープル』『私のいない高校』は2011年度海外・国内作品
それぞれのベスト1の呼び声が高いです(自分のうちで)。

8月もたくさん読みます(すでに読んでいます)。
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2011年07月12日

2011年6月読書記録

6月も読みました。

乾緑郎『完全なる首長竜の日』
池澤夏樹『池澤夏樹の世界文学リミックス』
フレドゥン・キアンプール『この世の涯てまで、よろしく』
伊予原新『お台場アイランドベイビー』
イサク・ディネセン/チュツオーラ『アフリカの日々/やし酒のみ』
奥泉光『シューマンの指』
basso『クマとインテリ』
basso『amato amaro』
basso『Gad Sfortunato』
basso『アルとネーリとその周辺』
宮部みゆき『小暮写真館』
笠井潔『探偵小説と叙述トリック』
豊崎由美『ニッポンの書評』 (「崎」は異字体)
ハワード・グッドール『音楽史を変えた五つの発明』
ウンベルト・エーコ『バウドリーノ 上下』
西崎憲『蕃東国年代記』
スマイリーキクチ『突然、僕は殺人犯にされた』
W・フォークナー『アブサロム、アブサロム!』
京極夏彦『豆腐小僧双六道中おやすみ』
高橋誠『かけ算には順序があるのか』
『ニッポンの工場2011-2012』
高樹のぶ子『トモスイ』
南野忠晴『正しいパンツのたたみ方』

計23冊。うち4冊がマンガですね…逆に言うと、普段は全くマンガを読まないということなんですけど。
マンガ(面白かった!)を除くと、小説で面白かったのはダントツで『小暮写真館』と『バウドリーノ』。『トモスイ』もすごく好き(特に表題作)。『アフリカの日々』にも深い感銘を覚えた。『アブサロム、アブサロム!』も忘れ難い読み心地だし…なんだかんだいって今月も充実した読書してますね。

それ以外では『突然、〜』とか『正しいパンツ〜』が面白かった(後者は完全に異性愛前提で、そこは疑問でしたが)。『音楽史を〜』は読みやすいし面白いので、音楽に興味のある人はぜひ。

7月も楽しく読書します。
posted by △ at 09:57| Comment(0) | TrackBack(0) | もじにいりびたる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする